健康経営11 中小企業と健康経営 | NAコンサルティンググループ

健康経営11 中小企業と健康経営

 このコラムでは、「健康経営」についてお伝えしています。 

 「健康経営」とは、従業員等の健康保持・増進の取り組みが、将来的に企業の収益性等を高める投資である
との考えのもと、従業員等の健康管理を経営的な視点から考え、戦略的に実践することです。 

 最近よく耳にするようになった「健康経営」

 興味はあるけれど、「中小企業に必要なのか」「何に取り組めばいいのか」と疑問を持たれている経営者の
方がいらっしゃいます。

 中小企業における健康経営のメリットはあるのでしょうか?

 ズバリ 中小企業にこそ、健康経営は必要です !

 その理由は、

   ● 少人数だからこそ従業員の健康は、企業全体の生産性に直結する

   ● 雇用の確保が期待できる

   ● リスクマネジメントに繋がる

 事業主が従業員の健康づくりを積極的に推進すれば、それは健康経営となります。
 国が進める制度などに必ずしも関わらなくてもよいのです。
 雇用に関しては認定制度などで健康経営の見える化を行うと、会社のイメージアップが出来るので、人材確保が進みやすくなります。

 例えば、取り組み内容としては以下のようなものが上げられます。

   ● 社内でラジオ体操の実施、業務時間中のストレッチの促進

   ● 受動喫煙対策の取組み(分煙環境の整備、屋内禁煙等)

   ● 食堂や弁当で栄養バランスの取れたメニューを提供

   ● ノー残業デーや有給取得促進の仕組みを導入

   ● 自動販売機の飲料をノンシュガーに切りかえる

   ● 保健師や管理栄養士による生活習慣改善指導、セミナーの実施等

 他にも、ストレスやメンタルヘルス、アルコールや睡眠など健康に関わることの情報提供を行うなども効果的です。

 健康経営は、実はコストをかけずにすぐにでも始められる施策も多くあります。

 しかし取り組みには労力もかかりますし、結果がでるまでの時間も必要です。

 そのため無理はせず、自社の中でできる取り組みから始めていただくことをおすすめします。

 将来への投資となり、会社の継続と発展に寄与するでしょう。

 健康経営の取組みについてご相談のある経営者の方は

       NA&HRコンサルティンググループへ ぜひお声がけください。

 働くすべての人が幸せでありますように!  

  健康経営エキスパートアドバイザー・産業カウンセラー・国家資格キャリアコンサルタント  遠藤 華子