2022年08月10日
このコラムでは、「健康経営」についてお伝えしています。
「健康経営」とは、従業員等の健康保持・増進の取り組みが、将来的に企業の収益性等を高める投資であるとの考えのもと、従業員等の健康管理を経営的な視点から考え、戦略的に実践することです。
健康経営に取組むことの難しさ
各業界でも注目されている健康経営。
ただ、中小の規模ではまず何から始めるべきなのかなど、悩みも多いのではないでしょうか。
特に聞かれるのは、従業員の参加意識に関する課題です。
規模や業種にかかわらず、多くの企業が共通に抱えている悩みであることが分かっています。
この課題を解決するためには、経営者が自社の成長・発展に健康経営が必要であることを自らの言葉で従業員へ語ることが重要です。
健康経営を成果に結びつけている企業では、経営者が率先して健康経営に取り組んでいるというデータがあるように、従業員の意識と行動を変えるには、経営者からのメッセージが欠かせません。
認定取得をゴールにするのではなく、自社とそこで働く人の将来を見据えた取組みを考える必要があります。
健康経営優良法人認定2023
健康経営優良法人2023から申請が有料化されることについて、以前から経済産業省の健康投資ワーキンググループの情報で出ておりましたが、詳細が発表となりました。
中小規模法人部門 認定申請料 15,000円(税込16,500円)/件
大規模法人部門 認定申請料 80,000円(税込88,000円)/件
※1 グループ会社との合算で申請する場合、申請主体となる法人80,000円(税込88,000 円)
に 加え、同時認定の対象となる合算1法人あたり15,000円(税込16,500円)を加算します。
※2 健康経営度調査への回答のみを行う場合、フィードバックシートをお渡ししますが、認定
審査は行いませんので、認定申請料不要とします。
健康経営の取組みについてご相談のある経営者の方は
NA&HRコンサルティンググループへ ぜひお声がけください。
働くすべての人が幸せでありますように!
健康経営エキスパートアドバイザー・産業カウンセラー・国家資格キャリアコンサルタント 遠藤 華子