2025年12月10日
こんにちは、新潟にあるNAコンサルティンググループで助成金を担当しているKです。
このコラムでは、令和7年度 注目の助成金情報についてお伝えしていきます。
第6回目は、 シニア人材の採用を検討している企業様 にぴったりの 「65歳超雇用推進支援助成金(無期雇用転換コース)」をご案内します。
人手不足が続く中、経験豊富なシニア人材を採用したいと考える企業様も増えています。
一方で、「自社に合う人材が来てくれるだろうか…」と不安を感じるケースもあるかと思います。
そこで、まずは有期契約で採用し、「長く働き続けてほしい」従業員を 有期契約から無期契約へ切り替えると申請できる のが、今回ご紹介する「無期雇用転換コース」です。
〔1〕 概要
この助成金は、50歳以上65歳未満の有期契約の従業員を「無期雇用」へ転換した企業に対して支給されます。
〔2〕 助成金額
1人あたり30万円(1年度に10人まで申請可)
〔3〕 対象となる従業員
次のすべてを満たしている方が対象になります。
・無期転換の時点で 50歳以上64未満(定年が64歳未満の場合は定年未満)
・無期転換前に6か月以上5年以内 有期契約で働いている
・転換後は雇用保険に加入している
〔4〕 その他の主な申請条件
・就業規則などに「無期雇用転換制度」を定めていること
・無期転換後、 6ヶ月間連続して雇用している こと
〔5〕 申請の流れ
就業規則に無期転換制度を追加 → 計画申請の提出 → 計画期間内に対象の従業員を無期雇用に転換 → 6か月分の給与支給 → 支給申請 → 助成金受給
「シニア人材を活用したい」
「人手不足の対策として人材を確保したい」
そんな企業様におすすめの制度です。
ご興味のある方は、NAコンサルティンググループへぜひお声がけください。