2025年01月15日
こんにちは、新潟にあるNAコンサルティンググループで補助金を担当しているHです。
このコラムでは、「補助金」にご興味のある方や「設備投資」を検討されている方に向けて、全6回にわたり、わかりやすさ重視でお届けします。
2025年1回目の今回は来年度の補助金について、先月可決された令和6年度補正予算についてみていきます。
令和6年度補正予算の注目ポイント
1. 生産性向上支援
2. 新事業展開・構造転換支援
3. 成長投資支援
4. 省力化投資支援
2025年がスタートしました。
本年も中小企業や個人事業主にとって頼りになる数多くの補助金制度が用意されています。
そして昨年末に発表された「令和6年度補正予算」の中から特に注目すべきトピックをご紹介します。
昨年度からある「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」「事業承継・M&A補助金」が要件の変更はありますが、継続される予定です。
今回の補正予算では一部の制度が拡充され、「ものづくり補助金」では、最低賃金で雇用している従業員が全従業の30%以上いる場合に補助率の引上げが行われるなど、企業の賃上げの実現に向けた支援内容となっております。
新たに「新事業進出補助金(仮称)」が創設される予定です。
この補助金では、中小企業が新たな市場への進出や業態の転換を目指す際に必要な投資を重点的に支援します。
機械装置やシステムだけでなく、建物や構築物も対象となると案内されています!
また、売上高100億円を目指す中小企業への設備投資等の支援として「中小企業成長加速化補助金(仮称)」が新たに創設される予定です。
このほかにも、昨年度から継続して、足元の人手不足を解消しつつ、省力化や事業規模拡大のための大規模な設備投資を後押しする中堅・中小企業の大規模投資支援が行われます。
「省力化補助金」では、個別発注形式の省力化投資を新たに対象とするなど、昨年度よりも使いやすくなるのではないかと期待されます。
次回以降のコラムでは、それぞれの補助金について取り上げていきたいと思います!
※本コラムは令和6年12月20日現在で公表されている資料を基に作成しております。詳細は各補助金のHP等をご確認ください。
補助金は公募期間や発注できる期間等様々なルールがございますので、検討段階からご相談いただき、準備を進めていくことでスムーズな申請が可能となります!
ご興味のある方は、NAコンサルティンググループへぜひお声がけください。
出展: https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/r7/r6_hosei.pdf