2021年03月8日
若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業を、若者雇用促進法に基づき厚生労働大臣が「ユースエール認定企業」として認定する制度のことです。
若者の雇用に積極的で、育成にも力を入れている企業だと国からお墨付きをもらったということで、以下のメリットがあります。
①企業のイメージアップで優秀な人材確保できる
②若者の採用・育成を支援するための関係助成金に加算される
・人材開発支援助成金
・トライアル雇用助成金
・特定求職者雇用開発助成金(3年以内既卒者採用定着コース)
③ハローワークなどでユースエール認定企業としてPRできる
・若者雇用促進総合サイト
厚生労働省が運営する、ユースエール認定企業等の情報を検索できるサイトで企業情報が掲載されます
https://wakamono-koyou-sokushin.mhlw.go.jp/search/service/top.action
④認定企業限定の就職面接会などへ優先的に参加できる
⑤自社の商品や広告などに認定マークを使用できる
⑥日本政策金融公庫による低利融資を受けることができる
新潟県内でユースエール認定を取得している企業はこちらから確認できます
https://jsite.mhlw.go.jp/niigata-hellowork/list/ouen/_120220.html
1.若年層の求人の申し込み又は募集を実施する
大学や高校、学卒者など、若年層を対象とした求人の申し込み又は募集を実施していることが必要です
2.認定基準を確認する
認定基準を確認し、労働局又はハローワークに申請書などの関係書類を提出しましょう
3.認定の審査
労働局が審査し、認定・不認定の決定がなされます。審査には約1か月程度の時間がかかります
ユースエール認定到達診
厚生労働省が運営する「若者雇用促進総合サイト」では、自社の管理雇用の状況を把握することができる診断を受けることができます。
雇用管理を改善するための方法も案内されるので、ぜひチェックしてみてください。
https://wakamono-koyou-sokushin.mhlw.go.jp/search/service/jigyonushishindaninfo.action
人材確保等支援助成金
人材の確保・定着に向けた「魅力ある職場づくり」に取り組む事業主が対象の助成金です。
コースが様々ありますが、ユースエール認定に向けて活用しやすいのは「雇用管理制度助成コース」でしょう。
「雇用管理制度助成コース」の対象となる雇用管理制度は5つあります。
・評価処遇制度
・健康づくり制度
・研修制度
・メンター制度
・短時間正社員制度(保育事業所のみ)
若い社員の育成・定着を目的とするなら「メンター制度」の導入がおすすめです。
当事務所ではユースエール認定取得をサポートいたします。
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