2026年09月11日
ここでは、弊社をご活用いただいているお客様である事業所の「実績事例」をインタビューによる取材で作成したものをご紹介させていただきます。

💡導入した背景:「結局、社長に仕事が戻ってくる」状態を変えたかった
オートクルーズ経営コンサルティングを導入した一番のきっかけは、社長自身に仕事が集中し、負担が大きくなっていたことでした。
社長就任前から担当していた業務を、就任後もそのまま担当しており、本来であれば社員へ引き継いでいきたい仕事も多くありました。
特に、通常の商品販売とは異なるイレギュラーな案件などは、社長や専務にしか判断できないケースも少なくありません。
マニュアル自体はあっても、「この場合はどう判断すればいいのか」という基準や仕組みが十分に整っていないため、社員が分からないことに直面すると、最終的には社長へ確認が戻ってきます。
「社員にもっと仕事を任せられる体制をつくり、自分自身は経営に集中できる状態にしたい」
そんな思いがありました。
また、これまで掲げていた経営理念や行動理念についても、自分自身が心から納得し、自分の言葉として語れるほど腹落ちしたものにはなっていなかったと感じていました。自分自身が会社をどうしていきたいのか。社員に何を大切にして働いてほしいのか。改めて自分の考えと向き合い、自分自身が納得でき、社員にもきちんと伝わる理念にしたい。そんな思いも、今回の取り組みにつながりました。
⭐頭の中にある「こんな会社にしたい」を、言葉にできた
コンサルティングを通じて印象に残ったことの一つが、自分自身の考えを改めて言語化できたことです。
これまでも「こんな会社にしたい」「社員にはこうあってほしい」という考えは頭の中にありました。しかし、日々の業務に追われていると、会社のことや自分自身の考えとじっくり向き合う時間は、つい後回しになってしまいます。また、頭の中にある思いを自分一人で整理し、明確な言葉にすることも、なかなか難しいものです。
コンサルティングでは、質問や対話を重ねながら、頭の中にある考えを一つひとつ整理していきました。
新しい考えを外から与えられたというより、「もともと自分の中にざっくりあったものが、はっきりした」という感覚が大きかったです。日々の業務から離れ、初心に戻って会社のことをじっくり考える時間にもなりました。
また、「理念づくりは大変」と聞いていましたが、実際には普段の仕事とはまったく違う時間だからこそ、楽しみながら取り組むことができたと思います。
🧩会社として「どこへ向かうのか」が明確に
取り組みを通じた大きな変化は、会社として目指す方向が明確になったことでした。
これまで漠然としていたやりたいことを整理し、3〜5年後に会社がどのような姿になっていたいのかを具体的に描いた「ビジョン」は特にイメージしやすく、わかりやすかったです。
社員がどのように働いているのか、社内はどのような雰囲気になっているのか、お客様や周囲からどのような会社として見られているのか。将来の会社の姿を細かくイメージして言葉にすることで、会社としてどうありたいのか、そのためにどこへ向かっていくのかが明確になりました。「どこを目指すのか」だけではなく、「そこへ、どうやって向かっていくのか」まで考えるきっかけになり、日々の経営の中でも意識するようになりました。
そして、理念やコアバリューをつくる中で大切にしたのが、社員一人ひとりの「個」を尊重することです。
会社として協調することはもちろん必要です。
しかし、ただ周囲に合わせたり、指示されたことだけをこなしたりするのではなく、一人ひとりが自分なりの考えや目標を持って仕事に向き合ってほしい。
これまで明確には伝えきれていなかったその思いを、今回、経営理念・行動理念・コアバリューという形に落とし込むことができました。
🌱「機能図」で、社員に仕事を任せるための仕組みづくりをスタート
オートクルーズ経営コンサルティングでは、理念やビジョンをつくるだけではなく、実際に会社が回る仕組みづくりにも取り組みます。
今回は、「機能図」の作成を通じて、会社の中にある業務を細かく分解・整理しました。
改めて業務を洗い出すことで、「会社の中に、どんな仕事があるのか」「その仕事を、誰が担っているのか」を改めて整理する機会になりました。
今後社員にも共有していくことで、これまで見えていなかった業務や新たな課題が見つかる可能性も感じています。
現在は、社長に集中している仕事を社員へ引き継いでいくため、業務マニュアルの作成にも着手し始めました。
単に「この作業をしてください」と伝えるだけでは、イレギュラーなことが起きたときに、また社長への確認が必要になります。
だからこそ、社員自身が判断できる「基準」や「仕組み」を整え、自分たちで対応できる仕事を増やしていく。
少しずつ、「社長がいなければ判断できない会社」から「社員が自ら考えて動ける会社」へと、組織づくりを進めています。
🏢今後の展望|社員同士で知識を共有し、誰もが力を発揮できる組織づくり
今後目指しているのは、風通しがよく、社員が自分の意見を言いやすい会社です。
製造現場では、同じ機能を持つ機械でも、メーカーによって使い方が異なり、日々の業務を通じて社員一人ひとりがさまざまな技術やノウハウを培っています。
そうした一人ひとりが持つ知識や経験を社内で共有し、会社全体の力につなげていくことも、これから取り組んでいきたいことの一つです。
技術やノウハウを共有することで、社員同士が互いに補い合い、より柔軟に対応できる体制をつくっていきたいと考えています。
そして、社員一人ひとりが自分の考えを持ち、それを発信しながら仕事ができる組織へ。
そのための次のステップが、理念の浸透とリーダー育成だと考えています。
🚀次のステップは「理念浸透」と「リーダー育成」
1年目の取り組みを通じて、経営理念や行動理念、コアバリュー、ビジョンなど、会社として大切にしたいことや目指す方向を整理することができました。
そして、2年目も引き続き「オートクルーズ経営コンサルティング」をお願いし、今度はつくった理念を社内に浸透させていくことに取り組みます。
その一環として、リーダーを対象とした全12回の研修を予定しています。
社内にはすでに、「この人なら任せられる」「磨けば、もっと力を発揮できる」と感じている社員がいます。
これからの取り組みを通じて、一人ひとりが持っている力をさらに引き出し、会社を支えるリーダーとして成長してほしいと思っています。
経営者だけが会社を引っ張るのではなく、理念や目指す方向を共有したリーダー、そして社員一人ひとりが自分で考え、力を発揮できる組織にしていきたいです。
📢「自分に仕事が集中している」と感じる経営者の方へ
オートクルーズ経営コンサルティングをおすすめしたいのは、特に社長自身に仕事が集中している中小企業の経営者です。
「社員に自分の思いがうまく伝わっていない」
「自分なりの考えはあるけれど、まだぼんやりしている」
「会社として目標や課題はあるものの、整理しきれていない」
「これから会社が進む方向を明確にしたい」
このような悩みを抱えている経営者にとって、自分自身や会社について改めて考える機会になります。
経営者の頭の中には、会社への思いや将来像があっても、それを一人で整理し、言葉や仕組みにすることは簡単ではありません。
対話を通じて一つひとつ考えを引き出し、「経営者の頭の中にあるもの」を「会社全体で共有できるもの」へ変えていく。
そして、理念やビジョンを掲げて終わりにするのではなく、業務を整理し、社員に仕事を任せられる仕組みをつくり、次のリーダーを育てていく。それがこの「オートクルーズ経営コンサルティング」だと思いました。
「自分がいなければ会社が回らない」
「社員に任せたいけれど、なかなか任せられない」
「日々の仕事に追われ、経営者として会社の未来を考える時間が取れない」
そんな課題を感じている経営者の方は、一度、自社の経営や組織のあり方を整理してみるのもいいかもしれません。
インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!