「試用期間」ってどんな時間? 〜はじめの一歩をやさしく解説します〜 | NAコンサルティンググループ

「試用期間」ってどんな時間? 〜はじめの一歩をやさしく解説します〜 

こんにちは、新潟にあるNAコンサルティンググループ・社労士のSです。
このコラムでは、労務について、わかりやすさ重視でお届けします。

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春や新しいスタートの季節になると、よく耳にする「試用期間」という言葉。 
「テストされているのかな?」と、少しドキッとしてしまう方もいるかもしれませんね。 

でも、試用期間は会社が一方的にあなたを見極める時間ではありません。 
実は、働く人にとっても「この会社でこれからも働いていきたいか」を感じ取るための、大切な時間なんです。 

 今回は、試用期間をすこしやわらかな視点でお伝えします。 

①試用期間ってなに?

試用期間とは、入社してから一定のあいだ、 

・仕事の内容が自分に合っているか 
・職場の雰囲気になじめそうか 
・会社が期待している役割を、これから果たしていけそうか 

こうしたことを、会社と働く人の双方が確かめ合う期間のことです。 

期間は会社によって異なりますが、 一般的には3か月から6か月くらいが多いようです。 

②試用期間中も「正式な社員」?

はい。試用期間中であっても、基本的には「正式な社員」です。

労働契約を結んで働いていることには変わりありませんので、 

・お給料はきちんと支払われます 
・労働時間やお休みなどのルールも守られます 
・条件を満たせば、社会保険にも加入します 

といった点は、通常の社員の方と同じです。 

「まだ本採用じゃないから、何を言われても仕方ない…」 
そんなことはありません。 

法律は、試用期間中もきちんとあなたを守っています。

③会社は自由に辞めさせられるの?

ここは、とても大切なポイントです。 

試用期間中だからといって、 
会社が自由に「やっぱり辞めてもらいます」と言えるわけではありません。 

・客観的に見て、仕事の上で大きな問題がある 
・十分な指導やサポートをしても、改善が見られない 
・働き始める前にはわからなかった重大な問題が、入社後に明らかになった 

など、きちんとした理由が必要です。 

「試用期間=簡単に解雇できる期間」というわけではないのです。 

④不安になったときは? 

新しい環境では、だれでも緊張します。 
「うまくやっていけるかな」と不安になる気持ちは、とても普通のことです。 
でも、会社もあなたも、「一緒に働きたい」という気持ちがあって試用期間をスタートさせています。 

 試用期間は、最初から完ぺきを求められる時間ではありません。 

・少しずつ仕事を覚えていく姿 
・わからないことを質問しながら成長していく様子 

その成長の過程を見てもらう時間でもあります。 

まとめ

試用期間は、 新しい一歩を踏み出したあなたと会社が、 「この先も一緒に歩んでいけるかな?」と、 お互いを知るための大切な時間です。 

 少しずつ慣れていけば大丈夫。 
できることは、必ず増えていきます。 

新しい環境に飛び込むのは、大きな勇気がいることです。 
その一歩を踏み出したあなたの挑戦を、会社も、そして私も、心から応援していますよ📣