【第10回】採用は最終手段 | NAコンサルティンググループ

【第10回】採用は最終手段

このコラムでは、弊社がお客様に行っている「オートクルーズ経営®コンサルティング」について、
全12回にわたってお伝えしています。
※オートクルーズ経営は株式会社novus TOKYOの登録商標です。

前回は、未来の組織図の活用ポイントについて詳しくお話しさせていただきました。

本日はその次のステップとして、オートクルーズ流求人採用のポイントをご紹介いたします!

求人採用の位置づけ

オートクルーズ経営では、求人採用を積極的には推進せず、どちらかというと控え目にするべきと考えています。なぜならば、採用によって会社が成長できる場合もあれば、会社が崩壊してしまう場合もあるというリスクを孕んでおり、また、採用には莫大なコストがかかってしまうためです。

一般的には、採用活動というのはペルソナを詳細に設定したり、福利厚生面を充実させることが重要と言われています。もちろんこれらも大切ですが、オートクルーズ経営ではまず『ビジョンから逆算する』視点が何より重要と考えています。

また、3年後のビジョンに必要な新しい機能があるとしても、まずは今いる従業員で対応できないかを模索するのも特徴的です。これにより、安易な採用を避けることができ、現状の会社がもつ力を最大限に引き出すことができます。それでも難しい場合に初めて、新たな人材の採用を検討することになるのです。

また、新たな人材が自社に適応できるかどうかも重要なポイントです。人を採用すれば、多かれ少なかれ、異文化が入ってくることになります。

コアバリューの回でもお伝えした『ザッポス』のように、どれほど有能な人材であっても、企業文化に馴染まないのであれば勇気をもって「NO」と言うことが大切となってきます。能力が高ければ高いほど、そのような人物は遅かれ早かれ組織に亀裂を生んでしまうからです。

このように、オートクルーズ流の採用プロセスでは、新たな異分子が入ってくることの影響を軽視しません。目的地(経営理念)から逆算して設定した中継地点(ビジョン)を起点にし、慎重に人材を選定するというアプローチを取っていきます。

弊社の提供するオートクルーズ経営®コンサルティングでは、
経営理念浸透に欠かせない「求人採用をサポートいたします。

弊社サービスについて

✓ 1年間または12回のプロジェクト
✓ 1回のコンサル時間は2時間

コンサルティングの流れ

  1. 社長の過去、現在、未来についてヒアリング
  2. 経営理念、ビジョン、コアバリュー作成のご支援
  3. 社内浸透のご支援
  4. 未来の組織図作成のご支援

次回は、オートクルーズ流の採用プロセスについてお伝えします!

最後までお読みいただきありがとうございました。