2024年09月6日
このコラムでは、弊社がお客様に行っている「オートクルーズ経営®コンサルティング」について、
全12回にわたってお伝えしています。
※オートクルーズ経営は株式会社novus TOKYOの登録商標です。
前回は、未来の組織図を作るメリットなどについてお話しました。
今回は、その活用方法と注意点についてお伝えしていきます!
一見万能に見える未来の組織図ですが、
もちろん、正しく運用しなければ100%の効果を発揮しません。
主に未来の組織図が役立つのは、人事評価と求人採用の場面になります!
未来の組織図は、人事評価制度と一緒に運用していくことで高い効果が得られます!
未来の組織図では、現在の実質的な責任者に★、補佐役に☆をつけるのでした。
これを人事評価制度に組み込むと、
★(責任者)が☆(補佐役)に権限移譲することがミッションとなります。
また、★はマニュアルを作成して☆に権限移譲し、
★は新たな機能の責任者へとステップアップしていくことになります。
求人採用においては、自分のキャリア形成に関心がある求職者には特に効果的です!
面接時に、会社の現在地点と未来の姿を見せることによって、
成長企業と捉えられ、自ら会社運営に携わるイメージを持つことができます。
自分が今どこにいて、何を求められていて、将来的にどのような仕事に携わるのかが分かり、キャリアの道筋を立てることができるようになるため、採用後も従業員のキャリアマップとして役立ちます。
最後に、未来の組織図を使って失敗しないためのポイントをお伝えします!
① 理念やビジョンがないのに作ってしまう
未来の組織図に必要なのはツインビジョン※の視点です。
※ツインビジョン…現在視点と未来視点から見た会社の様子
それがないのに、導入しても意味がありません。。
② 作りっぱなし
経営計画は、状況に応じて適宜変更や修正が行われることが一般的です。
未来の組織図についても、日々更新していくことが大切です。
③ 単体で運用してしまう
未来の組織図は単体で運用してもその効果を100%は発揮しません。
人事評価や求人採用などの社内システムと組み合わせて利用しましょう!
弊社の提供するオートクルーズ経営®コンサルティングでは、
経営理念浸透に欠かせない「未来の組織図の運用」をサポートいたします。
✓ 1年間または12回のプロジェクト
✓ 1回のコンサル時間は2時間
次回は、オートクルーズ流求人採用のやり方についてお話したいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。