2024年03月8日
このコラムでは、弊社がお客様に行っている「オートクルーズ経営®コンサルティング」について、
全12回にわたってお伝えしていきます。
第3回目は、経営理念に向かうための道筋についてお話します。
※オートクルーズ経営は株式会社novus TOKYOの登録商標です。
前回は、経営理念(=会社の目的地)とは、
社長と社員の夢の重なる部分で設定するとお伝えしました。
今回は、その目的地に到達するための「航路」についてお話していきます。
「航路」とは、一般的にはミッション、行動理念などという言葉で表現されるもので、
会社が目的地に向かっていくためには、日々具体的に何をすればいいのか?
という道筋を示すものです。
目的地は会社が永久に目指し続けるものであるため、
少々哲学的・宗教的と言われるかもしれませんが、
そこに現実的な航路(=日々の業務に対する心持ち)を組み合わせるもので、
社員も実践していけるものとなるのです。
航路を敷くことは、船を壮大な目的地に運んでいくため最初の作業であり、
とても重要なプロセスです。
その航路を設定する際には、目的地との連動性がキーワードとなります。
第1回目のコラムでお伝えしたように、オートクルーズ経営では
「すべての社内システムを経営理念(目的地)から回していく」ため、
目的地から逆算していきます。
敷いた航路を進み続ければ着実に目的地に近づいていけるという確信を持てるもので、
かつ、社員が「できる!」と思えるものである必要があります。
そのためには、業務遂⾏における価値観や仕事観、優先順位を探っていき、
長期的に継続していけるものかを確認しましょう。
航海の壮大な目的地を現実のものとしていくためには、
社員に日々、何を大切にしてもらいたいでしょうか?
弊社の提供するオートクルーズ経営®コンサルティングでは、
目的地との連動性を確認しながら、
「業務遂行における価値観・仕事観・優先順位」
を探るお手伝いをいたします。
次回は、企業文化と企業風土についてお伝えいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。