2024年02月9日
このコラムでは、弊社がお客様に行っている「オートクルーズ経営®コンサルティング」について、
全12回にわたってお伝えしていきます。
第2回目は、経営理念をどのように作成していくのかについてお話します。
※オートクルーズ経営は株式会社novus TOKYOの登録商標です。
前回、オートクルーズ経営®によって経営理念から会社のシステムを構築していくことで、
ワンマン経営を脱却することができ、社員にとっても働きやすい環境づくりができるとご説明しました。
今回は、オートクルーズ経営®における具体的な経営理念の作り方についてお話していきます。
経営理念の達成という目的地に向かって、社長と社員が一丸となって船出をするのです。
これはオートクルーズの名前の通り、共通の目的を持った社員たちによって、
社長がいなくても自動操縦的に経営ができることを目指します。
そこでまず最も重要なことは、「目的地=経営理念」は、
社長が誰よりもワクワクして本気で目指そうと思える夢でなければならないということです。
「莫大な富」、「後世に残る名声」・・・
はじめはどんな動機でも構いません。
ただ、目的地を設定する際は、社員の夢もあわせて考える必要があります。
社員は、その目的地に到達したときに自分の夢も得ることができないのであれば、
船を操縦しようとは思わないからです。
社員の夢とは何でしょうか?
それは、「社員は何のために」働いているのだろうか?と考えることで導くことができるでしょう。
実際は、「生活のため」などの答えが返ってくるかもしれませんが、
それ以上に、人はやりがいのある仕事を求め、自分の人生をどのように使うかについて考えています。
そんな社員が「自分ごと」として落とし込めるよう、
目的地は、最終的には社長の夢と社員の夢で重なる部分で設定します。
それはつまり、社長は社員をも惹きつける夢=目的地を掲げる必要があるということです。
確固たる目的地を設定してしまえば、そこから会社のやるべきことが見えてきます。
オートクルーズ経営®コンサルティングでは、社長が頭のなかにフワっと描いている
会社の未来像を言語化・具現化するお手伝いをさせていただきます。
他人を巻き込み、世代を超えて、社長自身が夢中になれる目的地を一緒に探してみませんか?
次回は、目的地に到達するための航路とは?についてお伝えいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。