取組とSDGsの紐付け | NAコンサルティンググループ

取組とSDGsの紐付け

 前回のSDGsコラムでは、建設業の取組がSDGsの何番のゴールに結びつくか例を挙げて紹介しました。

 SDGsに何から取り組んだらいいか分からない、と感じている会社は、「現状の活動をSDGsに結びつけてみる」ことから始めてみることをお勧めしました。

 今回は、企業や個人の活動をSDGsに結びつける際に参考にできる資料を紹介したいと思います。


 紹介する資料は、環境省が作成した「SDGsとの紐付け早見表」です。

 「SDGsとの紐付け早見表」は、取組がSDGsのどのゴールと関連するか表したものです。

 自社の取組とSDGsの紐付けの際に、取組がどのゴールに該当するのか一目で確認することができます。

 例えば、社用車を電気自動車にしているという取組で紐付けを行ってみると、

   取組内容は「温室効果ガス排出量削減」で、

      取組の対象となるキーワードは 「CO2

      紐付け結果は 「ゴール11とゴール13」

   になります。

 このように、自社の取組とSDGsの紐付けが簡単にできました。

 取組の紐付けを行うことで、自社の特徴が見えてきます。


 多く関連しているゴールや分野が見えたり、一つも該当しないゴールがあったり、自社の強み・弱みを知ることができます。

 そして、これからのSDGs戦略の方針を立てることができるのです。

 「SDGsとの紐付け早見表」を参考にしながら、自社の取組とSDGsを紐付けてみてください。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考: 環境省 持続可能な目標(SDGs)活用ガイド【第2版】「すべての企業が持続的に発展するために」