トレードオフで考えるこれからの在り方 | NAコンサルティンググループ

トレードオフで考えるこれからの在り方

NAコンサルティンググループの代表に就任してから、一カ月が経とうとしています。

全く予測のつかない時を、世界中の人々がそれぞれに何とか生き延びようとしています。

僕自身も4月、5月の社員教育などは、ほぼ全て延期になりました。

NA&HRコンサルティング社労士法人は、日々、目まぐるしく変わる雇用調整助成金などの助成金・補助金の情報を基に、どうやってこの厳しい状況を乗り切るのかを懸命にお手伝いしています。

トレードオフという考え方

「トレードオフ」という言葉があります。簡単に言えば、一得一失ということです。

つまり何かを得るためには何かを犠牲にしなくてはならない、という意味です。

人間の時間、つまり生きるということは有限でその間に何かを得るときは何かを犠牲にしなくては成しえないということ。

・例えば有名大学に合格するために、大好きなゲームを断って勉強に時間を割く。

・オリンピックでメダルを取るために一日15時間、365日練習に励む。

今の私は、全国での研修や社員教育が延期になることで、全ての時間が燕三条をはじめとした企業様のこれからのために一緒に知恵を絞っている時間へと変わりました。

このことでお客様とのコミュニケーションも増え、事務所にいることで従業員の皆さんたちとの時間も増えて、より皆さんとの距離が近くなり(三密ではありませんよ)、仕事がやりやすくなっています。

自宅で毎日夕食を取るようになり、家族とのたわいもない会話から、いままで支えてもらったことへの感謝が生まれています。

失うことが大きすぎて、それでも得るものがたくさんあると前向きに考え、有事であるがこそ、いつもと変わらず落ち着いて、ルーティンを守り、確実に出来ることを進めています。

ニュースタンダード時代に向けて

これから1年、いや半年で、我々はとてつもない時代の変化を体験することになります。

テレワークから始まる働き方の変化、不要不急の見直しにより仕事の形もよりコンパクトに、人との接し方も関わりも変化します。

しかしながら痛切に感じるのは、人は密接な関係を積み重ねながら、この歴史を作ってきたということに他ならないと。

一得一失の思想から、SDGsの根源である誰一人取り残さない世界の構築へ向けて、世界は一つになれるチャンスにあるのだと思っています。

皆様と歩むNAコンサルティンググループの未来はその答えに向けた一歩一歩に他ならないと信じて、この難局を皆様と共に乗り越えます。

令和2年4月22日

電話で問い合わせ:0256-64-5288
受付時間 9:00-17:00 定休日 土・日・祝日

NAコンサルティンググループ 代表

井上 浩仁