2023年12月6日
このコラムでは各種ホワイトマーク認定企業の取り組み事例をお伝えします。
ぜひ、自社の職場環境改善の参考にされてみてください!
◎製造業/従業員35名(男女比5:5)/くるみん認定企業
・育休取得者へのハラスメントを防止するため、定期的なミーティングを通し、制度の周知と理解を進めている。
・2年に1回、婦人科健診の費用を会社が補助している。また、就業時間中の健診受診を認めている。
・部門を超えたジョブローテーションを行うことにより、多能工化が進み、有給取得率の上昇に繋がっている。
◎葬祭業/従業員33名(男女比3:7)/くるみん認定企業
・男性の育児参加を促進するため、年次有給休暇とは別に特別有給休暇(子育て目的休暇)を導入し、配偶者が入院する際の付き添い等で利用してもらっている。
◎製造業/従業員125名(男女比9:1)/えるぼし認定企業
・毎月最終金曜日をプレミアムフライデーと称し、15時退社にしている。
・職場のハラスメント防止方針を会社ホームページに掲載している。
◎製造業/従業員120名(男女比6:4)/つばめ子育て応援企業認定
・女性従業員が育休から復帰した際に、子どもが1歳の間は短時間正社員として働き、子どもが3歳になったらフルタイムに戻る、という柔軟な働き方を選択できるようにしている。
◎ ハッピーパートナー登録企業の取り組み一覧
・ベビーシッター割引券を配布する。
・幼稚園~中学校の子どもを持つ従業員が、PTA役員や学校行事等に積極的に参加できるよう、休憩時間を柔軟に変化させている。
・従業員に定期的にキャリアコンサルティングを受ける機会を設けている。
・新たな職種や能力向上を目指す従業員に対して、セルフキャリアドック制度や教育訓練休暇制度を設け、キャリアアップを支援している。
・ハラスメント防止対策として、社外相談窓口(社会保険労務士)を設置し、誰もが相談しやすい環境を整えている。
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ここまで、様々な認定企業の取り組みを一部ご紹介させていただきました。「従業員が働きやすい職場を作りたい、でも何から始めて良いのか分からない…。」といったお声をよく耳にします。
そんな時は、何かしらのホワイトマークについて、その条件を満たせるように現状の見直しを行っていくことも一つの手ですし、今回のように、自社に近い事業内容や規模の認定企業を見つけ、その企業の取り組みを真似てみる、というのも有効な手法となります。
職場環境の改善は、『採用力強化』にも繋がってきます。当社では、様々な第3者認定の取得や、社内研修等を通じた職場環境改善のサポートをしております。「特定の従業員に対するハラスメントの相談が絶えなくて困っている」、「採用が上手くいかない」等、ヒトに関することでお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽に当社までお問合せくださいませ。
≪参考文献≫
・女性活躍推進・両立支援に積極的に取り組む企業の事例集
https://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/practice/search
・つばめ子育て応援企業認定制度
https://www.city.tsubame.niigata.jp/soshiki/kikaku_zaisei/2/26/786.html
・ハッピーパートナー企業の取組内容
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/danjobyodo/20190930hp-torikumi.html