若手人材の確保は「SDGs」がカギを握っている? | NAコンサルティンググループ

若手人材の確保は「SDGs」がカギを握っている?

このコラムではSDGsをテーマにお話しています。

 今回は、「SDGsに取り組む採用活動上のメリット」についてお話したいと思います。

企業がSDGsに取り組むことで期待されるメリットはいくつかありますが、

今回は採用活動に焦点を絞ってお話します。

 採用活動上のメリットの一つは、「若手人材の志望度を上げることができる」です!

株式会社学情が2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、

SDGsについてアンケートを実施した結果、半数以上の学生が、

「仕事選びにおいて、企業のSDGsに関する取組を意識する」と回答しました。

アンケートには、

「仕事を通して社会課題の解決に貢献したい」

「社会課題の解決に貢献する企業でないと、今後社会と良好な関係を築けないと思う」

といった声も寄せられたとのことでした。

さらに、「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる」

と回答した学生は7割を超えています。

学生は、

「自社の利益だけでなく、社会に関心を持つ企業は好感が持てる」

「SDGsの達成や、社会課題の解決に貢献しようとしている企業で働きたい」

など、SDGsに取り組む企業に対して良いイメージを抱いていることが分かります。

これらの結果は、学校でのSDGs教育が浸透し、

若年層のSDGsの認知率や理解度が高くなっているからだと考えられます。

そのため、今後もSDGsに取り組む企業に対する学生の意識や評価が上がることが予想され、

より若手人材の確保には「企業のSDGs」がカギとなるでしょう。

 ここまで読んでいただき、

「SDGsの取組なんてやっていない…」

「うちで取り組めることなんてあるの?」

と感じたら、まずは自社の事業内容や設備、環境を思い出してみましょう。

もしかしたら、そのことが実は「SDGsの取組」に繋がっていたなんてことがあるかもしれません!

発見出来たら情報発信の大チャンス☆

是非、求人票やSNS等で自社の取組をPRしてみてくださいっ!

出展:株式会社学情「SDGsに関するアンケート調査」

230608-navienq.pdf (gakujo.ne.jp)