感情の筋肉「レジリエンス」とは? | NAコンサルティンググループ

感情の筋肉「レジリエンス」とは?

逆境から立ち直る。感情の筋肉「レジリエンス」を鍛える

このコラムでは、弊社が行っている【研修】についてお伝えしています。今回のテーマは「レジリエンス研修」です!

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 レジリエンス(resilience)とは、「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳される言葉で、「困難をしなやかに乗り越え回復する力(精神的回復力)」です。
 さらに、回復した時には以前より成長していること、何歳からでも鍛えられるのがポイントです。
 
 レジリエンスは元々、物理学の分野で「外から加えられた力によって変形した物質や物体が、どのくらい元に戻ろうとするか(跳ね返す力)」を表すものでした。近年では、心理学の分野で「強いストレスを体験した際、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になる人とならない人の違いはどこにあるのか?」という研究の中で、危機やストレスを乗り越え回復・適応する力である「精神的回復力」を表す言葉として用いられています。

レジリエンスがビジネスで注目されるようになった背景

 ビジネスでレジリエンスという言葉が注目され始めたのは、急激な社会情勢や事業環境の変化が影響しています。環境問題、新型コロナウイルスによる影響、ウクライナ情勢、為替の変動など、ここ数年にわたり社会や市場の状況はまったく予想ができないような変化が続いています。
 大きな変化が続く中で企業が成長を続けるには、いつ、どのような危機や困難に直面したとしても、柔軟に対応して乗り越えていく力が必要です。

 また、従業員の健康に配慮し経営面の大きな成果が期待できる「健康経営」の観点からも、従業員のメンタルヘルス対策として、レジリエンスを高めることが重要だと考えられています。これらの要因から、個人や組織にかかわらず、レジリエンスへの関心が高まってきています。

企業におけるレジリエンス向上のメリット

■社会環境の変化に適応しやすくなる
社会情勢や市場などビジネス環境が目まぐるしく変化する時代において、企業が長期的に成長し続けていくためには、変化への対応やリスクへの備えが不可欠です。レジリエンスは困難な状況に直面しても、乗り越え適応していく能力。組織や社員のレジリエンスが高ければ、変化に柔軟に対応できる企業となります。

■社員の心身の健康を維持しやすくなる
多くの企業では、業務の増加や職場環境の変化などのストレスにより、心身のバランスを崩す社員が少なくありません。しかし、社員のレジリエンスが高まれば、ストレス耐性や適応力、回復力が高まるため心身の健康を維持しやすくなるでしょう。離職率の低下にもつながります。

■社員の目標達成力の向上につながる
あらゆる企業にとって変革が求められる昨今、自社においても失敗や責任などのプレッシャーに負けずチャレンジする姿勢が求められます。レジリエンスは、変化や困難を乗り越え適応する能力です。社員がレジリエンスを高めることで、難易度の高い目標を掲げても困難に負けず、目標を達成する力の向上につながります。さらに個人のレジリエンス向上は、組織全体のレジリエンスを高める効果があります。

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