建設業とSDGsの関係 | NAコンサルティンググループ

建設業とSDGsの関係

 前回は、企業のSDGs達成に向けた取り組みを表彰という形で見える化する「ジャパンSDGsアワード」というものをご紹介しました。

 今回のコラムでは、建設業にスポットを当て、建設業とSDGsの関係についてお伝えいたします。

 今回のテーマをご覧になって、「建設業とSDGsって関係しているの?」という疑問をお持ちになった方にお伝えしたいことは、建設業とSDGsは密接に関係している”ということです。

 2つが密接に関係している理由は、建設業の役割自体にあります。

 建設業の役割は、①人の命を守る(災害復旧) ②経済を支える(豊かな生活の確保) ③暮らしを創る(インフラ整備) です。

 このように、建設業は私たちの生活の基盤を支える業界といえます。

 そして、世界の人々の豊かな暮らしの実現を目標とするSDGsに直結します。

 他の業界より、直接的にSDGsに取り組むことができるのです。

 建設業と特に関係が深いゴールとして、以下のものが挙げられます。

     6:安全な水とトイレを世界中に

     7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに

     9:産業と技術革新の基盤をつくろう

    11:住み続けられるまちづくりを

    12:つくる責任つかう責任

    13:気候変動に具体的な対策を

画像提供:総務省「SDGsの17ゴール・169ターゲット・232指標」より

 事業自体がSDGsへの取り組みになり、一つの建設プロジェクトにおいて複数のゴール達成も可能です。

 SDGsに密接に関係している建設業こそ、SDGsのゴール達成に大きな役割を果たすといえます。

 最後までお読みいただきありがとうございました。