2021年11月15日
NAコンサルティング代表の井上浩仁です。
このコラムでは、主に業務改善のお話をします。会社において、生産性向上を図ることで様々な利益をもたらすことは、企業にとっては永遠のテーマかと思います。
本コラムでは業務改善に関する様々な基礎知識やその使い方・コツ・手法などを分かりやすくお伝えします。
今回のテーマは、正に [業務改善] とは何か?です。
業務改善というと2つに分かれます。
①企業が業務効率化に取り組む場合と、②個人が業務効率化に取り組む場合、です。
①では会社内と働く人の環境を作り、②では仕事内容の見える化と仕事内容の共有を行います。
NAコンサルティンググループでは、①・②両方ともに業務改善診断を行い、その後にノウハウのご提案を行います。
会社の状態を知り、そして会社の向かう方向を知り、それに必要なストーリー、いわゆる[手立て(仕組み)]と[手当て(やるべき実行策)]を考えて、その2つのご提案を行います。
②の業務改善について簡単に説明します。
一般的に業務改善に必要な要素としていくつかのステップがあります。
●業務改善の目的を明確に設定する
● 会社内の業務の洗い出しを行う
● 洗い出した業務のスキルレベル・責任度レベル・実行時間等の設定を行う
● 会社内で働く人のレベル設定を行う
● 上記の4点を踏まえて、適性業務の配置や分配、または工数の削減等の棚卸しを行う
などがあります。
この業務改善要素に、ジョブ式デザインや職務分析、行動式の人事評価や賃金設計を行っていくことで心技体の[技]の部分の生産性向上を図ります。
次回からは、この方法について、一つ一つお話しします。最後までお読み頂き、ありがとうございます。