【第12回】求人情報を全て公開・自主応募も可能にする | NAコンサルティンググループ

【第12回】求人情報を全て公開・自主応募も可能にする

 このコラムでは、「求人採用・定着」について、全12回に分けて連載をしていきます。

ハローワーク求人が中心の内容ではありますが、求人票作成のポイントなどは、ほかの求人媒体でも活用できるノウハウなので、求人を掲載中の方、これから求人を出そうとしている方は、是非実践してみてください!!!

前回までの振り返り

 6つ目のポイント、「他社の求人票をモデリングする」についてお話ししました。他社の求人票をお手本に、自社の求人票の情報を埋めていくことで、会社の信頼・安心獲得に繋がります。

 ペルソナを設定する

 仕事内容よりも職種が重要

 仕事内容は最初の90文字に重要な要素を盛り込む

 会社独自の価値で勝負する

 NGワード削除・推奨ワード加筆

 他社の求人票をモデリングする

 事業所名を含む求人情報全てを公開し、自主応募可能とする

 今回は、7つ目のポイント『事業所名を含む求人情報全てを公開し、自主応募可能とする』についてお話していきます。

※(一社)中小企業人材確保支援協会の登録商標

ポイント⑦:事業所名を含む求人情報全てを公開し、自主応募可能とする

 ハローワークインターネットサービスにおいて、多くの企業は、求人情報の公開範囲、応募方法を限定してしまっています。 

 ハローワークインターネットサービスの求人者マイページから、求人票を掲載していく際、「求人区分登録」の画面において、「求人情報・事業所名の公開範囲」を選択する項目があります。

 まず、「公開希望」については、「事業所名を含む求人情報を公開する」にチェックを入れましょう。そして、「オンライン自主応募の受付」については、「オンライン自主応募を受け付ける」にチェックを入れましょう。

 事業所名を公開していなかったり、公開範囲を限定してしまうと、求職者の目に留まる確率が低くなってしまいます。また、オンライン自主応募を受け付ける、を選択しておかないと、求職者は必ずハローワークを経由し、応募しなければいけなくなり、その手間で、応募の手を止めてしまうことになります。

今日のまとめ

★ハローワークインターネットサービスの「公開希望」を選択する項目では、
「事業所名を含む求人情報を公開する」にチェックを入れること

★また、「オンライン自主応募の受付」については、「オンライン自主応募を受け付ける」チェックを入れること。

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今回で、全12回の求人採用支援コラムが終わりになりますが、皆様、どのような感想を持たれたでしょうか?

最後に、これまでのポイントをまとめておきます。

「すごい求人票」のポイント

  1. ペルソナを設定する(第3,4回)
  2. 仕事内容よりも職種が重要(第5回)
  3. 仕事内容は最初の 90 文字に重要な要素を盛り込む(第6回)
  4. 会社独自の価値で勝負する(第7,8回)
  5. NG ワード削除・推奨ワード加筆(第9,10回)
  6. 他社の求人票をモデリングする(第11回)
  7. 事業所名を含む求人情報全てを公開し、自主応募可能とする(第12回)

このポイントってどういう話だっけ?と思われた方は、ぜひ振り返ってみてください。

また、コラムではご紹介しきれなかった求人作成のポイントもありますので、求人採用に悩んでいらっしゃるという方は、お気軽に当社までご連絡くださいませ。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!それではまた~