【第7回】ビジョンの設定 | NAコンサルティンググループ

【第7回】ビジョンの設定

このコラムでは、弊社がお客様に行っている「オートクルーズ経営®コンサルティング」について、
全12回にわたってお伝えしています。
※オートクルーズ経営は株式会社novus TOKYOの登録商標です。

前回は、マクドナルドの例をご紹介しながら、ビジョンの重要性についてお話してきました。
今回はそのビジョンを策定する際のコツについてお話していきたいと思います。

オートクルーズ経営®コンサルにおけるビジョンとは、
会社の雰囲気や従業員の教育制度など、
目には見えないソフト面まで具体的に設定するというものでした。

ビジョンの実現には従業員の協力が不可欠となります。
そこで従業員を置いてけぼりにしないために、
ビジョンが備えるべき性質である
「実現可能性」「具体的描写」「目的地・航路との連動」
についてご紹介します。

1.実現可能性
あまりにも現実離れした目標ではなく、
適度に挑戦的で実現可能な内容にすることが重要です。
つまり、社長や従業員にとって、
「あっ出来そうかも!」と思えるものでなければなりません。

2.具体的描写
従業員のモチベーションを維持するためにも、
会社が3年後にどのような姿になっているかを具体的に示すことで、
より従業員の行動変容を促すことができます。
読む人にとって解釈が異なることのないよう、分かりやすく描写しましょう。

3.目的地・航路との連動
現在地点と目的地との連動性を持たせることです。
突拍子もないもの、現在や経営理念(目的地)からあまりにかけ離れたビジョンにしてしまうと、
従業員は混乱してしまします。

また、注意点もあります。

① 万能ワード(例:やりがい、いきいき)を多用しすぎないこと。
→多用するとふわっとした抽象的な文章になりがちです。
全体の10%を超えないようにしましょう!

② 突拍子もない内容にせず、現実と夢物語の割合は6:4くらいで!
→聞き手(従業員)が迷子にならないよう、現実と夢のバランスを取ります。

③ 箇条書きにせず、物語調で描写すること。
→無機質なビジョンは強迫感が強くなってしまいます。
読んでいると自然とイメージができる、マクドナルドのような物語調がベストです!

いかがでしたでしょうか。

ビジョンを立てる際には、シングルビジョンツインビジョンの違いを理解することが大切です。
シングルビジョンは、年商や利益率、顧客数といった
定量面を主としたビジョンで、現在の視点から立てられるものです。
しかし、これでは長期的な視点が欠けてしまいます。
そこで、未来から逆算してビジョンを設定するツインビジョンが必要となります。
ツインビジョンは、航海の目的地から逆算して現在地点を設定し、
その間に具体的な中継地点を設けるアプローチです。

オートクルーズ経営®では、ビジョンは灯台の役割を果たします。
航海の途中で方向を示す灯台のように、
会社が進むべき方向を明確に示してくれるものです。

ビジョンは、企業の長期的な成長を支える重要な要素です。
シングルビジョンではなくツインビジョンの考え方を取り入れ、
未来から逆算して具体的な中継地点を設定することが求められます。
このプロセスを通じて、企業全体が一致団結し、
持続可能な成長を実現することができます。

弊社の提供するオートクルーズ経営®コンサルティングでは、
経営理念浸透に欠かせない「ビジョン(中継地点)の策定・浸透」をサポートいたします。

弊社サービスについて

✓ 1年間または12回のプロジェクト
✓ 1回のコンサル時間は2時間

コンサルティングの流れ

  1. 社長の過去、現在、未来についてヒアリング
  2. 経営理念、ビジョン、コアバリュー作成のご支援
  3. 社内浸透のご支援
  4. 未来の組織図作成のご支援

次回は、社員が自走する仕組みができる『未来の組織図』についてお伝えいたします!

最後までお読みいただきありがとうございました。