【第11回】オートクルーズ流の採用プロセス | NAコンサルティンググループ

【第11回】オートクルーズ流の採用プロセス

このコラムでは、弊社がお客様に行っている「オートクルーズ経営®コンサルティング」について、
全12回にわたってお伝えしています。
※オートクルーズ経営は株式会社novus TOKYOの登録商標です。

前回は、オートクルーズ経営における求人採用の考え方についてお伝えしました。

今回は、具体的にどのようなプロセスで求人採用をしていけば良いのかについてお話していきます!

中小企業採用の難しさを理解する

多くの中小企業が課題を抱えている『採用活動』ですが、その難しさを理解することで、取るべき対策が見えてきます!

採用の難しさは大きく分けて2つです。

①知名度
つまりはネームバリューのことです。
知名度の中には、安定性という意味もあり、大企業においては自分のキャリアプランがイメージしやすいこともあります。

②資本力
大企業と比べると、どうしても給与や福利厚生などはまだ弱い部分があります。また、予算や資源も限られているため、採用活動にもなかなかコストを割きづらいものです。

 

このような状況下で、中小企業が採用に成功するためには、
企業独自の価値観の面で共感を得て、人材を確保していく必要があります。

一般的な採用はまず書類選考、一次面接、二次面接・・・と進んでいくと思います。ここで、採用の一次面接は「ふるいにかける場」と捉えてしまいがちですが、『自社を知ってもらう場』にしてみましょう。

大企業については、インターネット上で多くの情報が飛び交っていますが、中小企業については情報が少なく、会社についてあまり知らないという人が多いと思います。

したがって、一次面接は自社を知ってもらう絶好の機会として捉えてみましょう。

この段階での自社アピールは、自社の経営理念やビジョンをしっかりと伝え、共感を得ることを目標にします。そのためには、労働条件などの左脳での判断ではなく、右脳での感情的な共感に訴えかけるアプローチをとることが重要となります。経営理念やビジョンを通して共感を得ることができれば、たとえ大企業に条件面で劣っていても、求職者にとっては魅力的な選択肢となるかもしれません。

このように、中小企業は条件面ではなく、その会社が持つ「独自の価値観」をストーリー化し、発信することでその価値に共感する人材を採用するというアプローチを取ることができます。企業の価値観に共感した人材は仕事に対するモチベーションも高く、入社後の活躍が期待できるでしょう。

弊社の提供するオートクルーズ経営®コンサルティングでは、
経営理念浸透に欠かせない「求人採用をサポートいたします。

弊社サービスについて

✓ 1年間または12回のプロジェクト
✓ 1回のコンサル時間は2時間

コンサルティングの流れ

  1. 社長の過去、現在、未来についてヒアリング
  2. 経営理念、ビジョン、コアバリュー作成のご支援
  3. 社内浸透のご支援
  4. 未来の組織図作成のご支援

最終回は、経営理念やビジョンの社内浸透についてお話したいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。