【第1回】採用はリスクである!? | NAコンサルティンググループ

【第1回】採用はリスクである!?

 このコラムでは、「求人採用・定着」について、全12回に分けて連載をしていきます。

ハローワーク求人が中心の内容ではありますが、求人票作成のポイントなどは、ほかの求人媒体でも活用できるノウハウなので、求人を掲載中の方、これから求人を出そうとしている方は、是非実践してみてください!!!

なぜ求人採用がうまくいってないのか

皆さん、このようなお悩みをお持ちではありませんか?

  • 求人を出しているけど応募が来ない
  • 応募はあっても採用したい人が来ない
  • 採用しても定着せずにすぐ辞めてしまう
  • 採用に使うお金が馬鹿にならない

など、頭を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?その理由はおそらく、このような負のスパイラルに陥ってしまっているからでしょう。

 このお悩みを解決するには、まず負のサイクルを断ち切らなければいけません。これまでのやり方を見直さなければ、お金だけがかかって損をしてしまいます。

採用はリスクである

 極端な話、採用はリスクです。採用によって会社が成長する場合もあれば、崩壊してしまう場合もあるからです。そのため、誰でもいいから応募者を集める、のではなく、応募して欲しい人を具体的に決めた上で、その人に向けて会社の魅力を伝えきることが大切です。

採用すべき「ジンザイ」とは

段求人採用において、「ジンザイ」はこのように区分されます。

それぞれの定義としては、

  • 人財…有能で会社への貢献度が非常に高い人のこと。
  • 人材…新入社員や若手社員。何色にも染まっておらず、生かすも殺すも会社次第の人。
  • 人在…与えられた仕事をこなしている、いるだけの人。
  • 人罪…会社に悪影響をもたらす人。

 こう見ると、誰しも「人財」を手に入れたい!と思ってしまいがちですが、彼らは10人に一人の逸材。正直な所、彼らを採用するのはかなりハードルが高いでしょう。では、どのジンザイを狙うべきなのか。それは「人財」と「人材」と「人在」です。つまり、いかに20%の「⼈罪」を引き当てないようにすれば良いか、と考えれば、採用の勝率が10%から80%まで上昇します。

今日のまとめ

★採用を成功させるためには、まず現状を見直して負のスパイラルから抜け出すこと。

★誰でも良いから応募者を集めるのではなく、応募して欲しい人を絞って、その人に向けてアピールすること。

★「人罪」を取らないという考え方で、採用の勝敗は10%から80%まで高められること。

 以上、第1回目の「求人採用支援」コラムでした。

次回は、「求人採用において大切な2つの視点」についてお話したいと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました!それではまた~