2025年06月18日
みなさんはじめまして!NAコンサルティンググループ・社労士の安全次子と申します。
隔月で、その時々に私・次子が気になった労務に関する時事ネタ、あんな事こんな事を取り上げてみたいと思います!ぜひお楽しみに♪
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6月半ば、季節は初夏となりました🍃
次子は1年を通して今くらいの季節が一番好きです。
極端に寒暖が激しくなく(たまに超暑い日あるけど)、ここ新潟では水の張られた田んぼが太陽の光を受けてキラキラ反射し、若穂や木々の若葉が芽吹いて五感を楽しませてくれます。
ただそんなお気楽次子にとっては楽しい季節も、とてもそうは思えない・・・という方もいるのかも、しれません。
退職代行とは 『退職を希望する労働者に代わって、第三者が雇用主(会社)に対して退職の意思表示を行うサービス』 とされています。働く人が直接上司や会社に退職の意思を伝えることなく、代行業者を通じて退職手続きを進めることができます。
GW明けは特に、この退職代行サービス業が大はやりだったようです。
業界大手「退職代行モームリ」さんのホームページでは毎日の実績報告が挙げられています。
ここには毎日数十~百何十という方々の退職状況がのっているのですが、今年のGW明けはなんと5/7で256名、5/12は202名と通常の2~4倍という実績となっているのです。
モームリさん、お忙しいのでしょうね。
さすが都内を宣伝トラックが走行しているだけあります。
このサービスを始めて聞いた時は 「第三者が代行って法的にどうなんだ?」 と思ったのですが、よくよく聞いて労働組合が関わっている場合がほとんどと知り、なるほどねと思いました。
詳しいことは省きますが知りたい方はこちらをどうぞ☟
どのビジネスもそうですが、最初にこのサービスを思いついてシステム化された方がすごいなぁと単純に思ってしまいます。
ちなみに退職代行を始めて手掛けられたのはモームリさんではなく、退職代行EXITさんだそうです。
退職代行に関しては賛否両論あるようですが、私・次子の感想としては 「まぁ、そんなのもありなのかな」 という感じです。
ちょっと他人行儀に聞こえてしまうかもしれませんが、そもそも退職は労使間に関する問題なので、双方の主張を聞かないことにはどちらがいいも悪いも言えない。
モヤモヤ悩んでいる期間は生産性が落ちるのでもったいない。
そして中には、本当に人の生死に関わる重大な問題もあるようなので、そのような最悪なケースになってしまうくらいなら、人の助けを借りてもいい、借りるべきと思うからです。
もちろん、採用に時間とお金と労力を散々つぎ込まれた経営者の皆様方は、そんな悠長なこと言ってられないよ~と思われるかもしれませんが・・・
社長様、経営陣の皆様。退職代行、どう思われますか。
なおモームリさんは会社への電話現場をYouTubeで公開しています。
経営者・人事担当者の方は一度見て予習しておくと、突然のその電話に慌てふためく事がないかもしれません。