2026年03月23日
こんにちは、新潟にあるNAコンサルティンググループ・社労士のSです。
このコラムでは、労務について、わかりやすさ重視でお届けします。
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春や新しいスタートの季節になると、よく耳にする「試用期間」という言葉。
「テストされているのかな?」と、少しドキッとしてしまう方もいるかもしれませんね。
でも、試用期間は会社が一方的にあなたを見極める時間ではありません。
実は、働く人にとっても「この会社でこれからも働いていきたいか」を感じ取るための、大切な時間なんです。
今回は、試用期間をすこしやわらかな視点でお伝えします。
試用期間とは、入社してから一定のあいだ、
・仕事の内容が自分に合っているか
・職場の雰囲気になじめそうか
・会社が期待している役割を、これから果たしていけそうか
こうしたことを、会社と働く人の双方が確かめ合う期間のことです。
期間は会社によって異なりますが、 一般的には3か月から6か月くらいが多いようです。
はい。試用期間中であっても、基本的には「正式な社員」です。
労働契約を結んで働いていることには変わりありませんので、
・お給料はきちんと支払われます
・労働時間やお休みなどのルールも守られます
・条件を満たせば、社会保険にも加入します
といった点は、通常の社員の方と同じです。
「まだ本採用じゃないから、何を言われても仕方ない…」
そんなことはありません。
法律は、試用期間中もきちんとあなたを守っています。
ここは、とても大切なポイントです。
試用期間中だからといって、
会社が自由に「やっぱり辞めてもらいます」と言えるわけではありません。
・客観的に見て、仕事の上で大きな問題がある
・十分な指導やサポートをしても、改善が見られない
・働き始める前にはわからなかった重大な問題が、入社後に明らかになった
など、きちんとした理由が必要です。
「試用期間=簡単に解雇できる期間」というわけではないのです。
新しい環境では、だれでも緊張します。
「うまくやっていけるかな」と不安になる気持ちは、とても普通のことです。
でも、会社もあなたも、「一緒に働きたい」という気持ちがあって試用期間をスタートさせています。
試用期間は、最初から完ぺきを求められる時間ではありません。
・少しずつ仕事を覚えていく姿
・わからないことを質問しながら成長していく様子
その成長の過程を見てもらう時間でもあります。
試用期間は、 新しい一歩を踏み出したあなたと会社が、 「この先も一緒に歩んでいけるかな?」と、 お互いを知るための大切な時間です。
少しずつ慣れていけば大丈夫。
できることは、必ず増えていきます。
新しい環境に飛び込むのは、大きな勇気がいることです。
その一歩を踏み出したあなたの挑戦を、会社も、そして私も、心から応援していますよ📣