2026年09月16日
こんにちは、新潟にあるNAコンサルティンググループ・社労士のSです。
このコラムでは、労務について、わかりやすさ重視でお届けします。
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■この秋、新潟の最低賃金は1,108円になります
買い物に出かけると、いろいろな物の値段が少しずつ変わっていることに気づきます。
いつも買っている食品や日用品も、「前はこのくらいで買えたのに」と感じることが増えました。
毎日の暮らしのなかで、お給料について気にする機会も自然と多くなっているように感じます。
新潟県の最低賃金は、2026年10月1日から1時間1,108円になります。
現在の1時間1,050円から58円の引き上げです。
働く方にとっては、素直にうれしいニュースと感じる方も多いでしょう。
「自分の時給はどうなるのだろう」と気になった方もいるかもしれません。
最低賃金が上がれば、その金額を下回る時給は見直しが必要になります。
ただ、影響はそれだけではありません。
たとえば、ある程度経験を積んだ方の時給が1,150円だったとします。
仕事にも慣れ、新人のサポートもする中堅社員です。
これまで最低賃金との差は100円ありました。
ところが最低賃金が1,108円になると、その差は42円になります。
もちろん、お給料は仕事の内容や経験、責任の重さなどによってさまざまです。
それでも最低賃金が大きく上がると、これまであった時給の差が思った以上に小さくなることがあります。
■近くの県と比べると?
2026年度の近隣県の最低賃金予定額は、
・山形県 1,092円
・福島県 1,094円
・群馬県 1,120円
・長野県 1,117円
・富山県 1,119円
・東京都 1,280円
となっています。
暮らす地域や経済の状況に合わせて、最低賃金にもそれぞれ違いがあります。
■数字の向こうにある暮らし
最低賃金のニュースは、「〇円上がる」という数字だけが注目されがちです。
でも、その数字の向こうには、毎日働く人たちの暮らしがあります。
58円上がると聞いて、「少しうれしい」と思う人もいれば、「思ったより大きく上がった」と喜ぶ人もいるでしょう。
私の時給はどうなるんだろうと、気になる人もいるかもしれません。
また、働く人だけでなく、事業を営む側にとっても大きな関心事です。
人件費の見直しや賃金体系の調整などを考えなければならない場合もあります。
同じ最低賃金の改定でも、立場によって受け止め方はさまざまです。
■この秋、身近な変化のひとつとして
10月になると、新潟も少しずつ秋らしくなります。
スーパーに並ぶ食べ物が変わり、朝晩の空気がひんやりしてきます。
身の回りにも小さな変化が起きています。
最低賃金の改定は毎年のことですが、その年ごとの社会や暮らしの変化も映し出しています。
この秋の「1,108円」という数字も、暮らしや仕事と身近なところでつながっているのです。