2022年02月22日
前回は、企業のSDGs達成に向けた取り組みを表彰という形で見える化する「ジャパンSDGsアワード」というものをご紹介しました。
今回のコラムでは、建設業にスポットを当て、建設業とSDGsの関係についてお伝えいたします。
今回のテーマをご覧になって、「建設業とSDGsって関係しているの?」という疑問をお持ちになった方にお伝えしたいことは、“建設業とSDGsは密接に関係している”ということです。
2つが密接に関係している理由は、建設業の役割自体にあります。
建設業の役割は、①人の命を守る(災害復旧) ②経済を支える(豊かな生活の確保) ③暮らしを創る(インフラ整備) です。
このように、建設業は私たちの生活の基盤を支える業界といえます。
そして、世界の人々の豊かな暮らしの実現を目標とするSDGsに直結します。
他の業界より、直接的にSDGsに取り組むことができるのです。
建設業と特に関係が深いゴールとして、以下のものが挙げられます。
6:安全な水とトイレを世界中に
7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
9:産業と技術革新の基盤をつくろう
11:住み続けられるまちづくりを
12:つくる責任つかう責任
13:気候変動に具体的な対策を
画像提供:総務省「SDGsの17ゴール・169ターゲット・232指標」より
事業自体がSDGsへの取り組みになり、一つの建設プロジェクトにおいて複数のゴール達成も可能です。
SDGsに密接に関係している建設業こそ、SDGsのゴール達成に大きな役割を果たすといえます。
最後までお読みいただきありがとうございました。