健康経営優良法人認定の取得で一石”三鳥” | NAコンサルティンググループ

健康経営優良法人認定の取得で一石”三鳥”

NA&HRコンサルティング社会保険労務士法人の井上智玄です。

昨年の夏頃、30代の常務とお話をしていましたら、

「コロナで売り上げが下がってなかなか大変な状態です。そこで自社の商品についてもっとアピールしようと思って、抗菌・抗ウィルスがあることを証明しました。ありがたいことに新聞に載ったりしたのですが、もっと様々な人に自社のことを知ってもらう方法は何かないですかね?」

と、ご相談くださいました。

そこで、
 
「このコロナ禍において衛生や健康などは非常に大事な価値となりましたから、会社自体のブランティングの一つとして、健康経営優良法人の認定を狙ってみるのはいかがでしょう?」

と、ご提案させていただきました。

結果として、こちらの会社は無事に【健康経営優良法人2021】に認定され、従業員の健康維持・増進していることが評価されました。

商品が世の中の社会課題を解決する力を持っているだけでも素晴らしいことですが、それだけではなく、その商品を作っている従業員に対して会社が健康を大切にしようと投資する姿勢をみせることによって、

従業員に向けてブランディングをすることができ、

②同時に、新規取引先にこのコロナ禍において健康や衛生に関して第三者から評価されるような取り組みをしているとアピールでき、

③さらに、求職者に対して「ホワイト企業である」とアピールできた

など、一石三鳥の効果が出ました。

※実話を一部変更しています。

健康経営優良法人認定制度とは

経済産業省が健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」するために、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みを元に、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰し、認定を行う制度です。

認定部門は、大企業と言われる法人を対象とした「大規模法人部門」と中小規模の法人を対象とした「中小規模法人部門」の2部門に分かれています。

※「健康経営」については過去の投稿記事をご覧ください
健康経営 | NAコンサルティンググループ (na-consulting-group.jp)


健康経営優良法人をはじめ、様々な企業認定制度があります。
その認定を取得する過程において職場環境改善を進めていくことは、社内外に、求職者に、貴社をPRできると同時に企業価値を向上させることが可能です。
助成金や補助金も活用できる場合も多いので、ぜひ取り組んでみてはいかかでしょうか。

ご興味がございましたら、お気軽にご連絡ください。